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オイルニス

さて今回はオイルニス製作の工程を一部ご紹介しましょう。

アルコールニスとオイルニスでは根本的に仕組みが違います。

色々な例外を無視してざっくりと説明すると・・・
アルコールニス・・・アルコール(エタノール)に樹脂を溶かして調合。一般的に着色には染料を使う。
オイルニス・・・オイル(乾性油)と樹脂を混ぜ合わせる。紫外線を当て、乾性油の酸化重合により固化。一般的に着色には顔料を使う。

作り方ですが、アルコールニスは、アルコールに樹脂を混ぜれば完成です。レシピにもよりますが、基本的には作るのはそんなに難しくありません。

対して、オイルニスは割りと面倒な工程を踏むことになります。


まず、樹脂、乾性油を熱処理します。高温で数時間~数十時間煮詰めるのです。
温度は、モノによって異なりますが、場合によっては300度近くで数時間煮詰めることもあるので、危険が伴う作業です。
その上この作業、凄まじい量の煙と臭いが出ます。のろしです。うかつにやろうものなら通報されます。
というわけで人目につかない川原などでやりましょう。
この熱処理を施すことで、ニスがより乾きやすくなり、ニスそのものの色も濃くなっていきます。

さて、熱処理を施した樹脂がこちら。


これを再度加熱し、オイルと混ぜていきます。


ニスとしてはこれで出来上がりですが、この状態では粘性が強く、塗りづらいので、テレピン、ペトロール等で希釈します。
季節、用途によって希釈の度合いを変えます。



完成!!

少ないようですが、これだけで3挺くらいは塗れます。



posted by 藤井大樹
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